使用している生地、6号ハンプをプリントではなく、むらぞめという染色方法をもちいています。この鞄は、生地だけではなく造っていく中でのすべて、テープ、その他のも同じように染色しています。むらぞめは一つ一つ表情が違い同じものは二つとありません。
金具類も一切の妥協を許さず、ファッション業界では、タブーとされている金具が錆付いているイメージを発想し開発しました。下地の金具にダールメッキ(艶消し黒メッキ)をつけ、2色〜4色の塗装を使って錆びた色目を出し、さらに樹脂コーティング処理を施したものでその加工に6工程くらいかけ仕上げたものです。 |